ビジネス会議の日程調整マナー

公開: 2026-05-17更新: 2026-08-11

日程調整の依頼は、相手の時間に対する敬意の表れだ。特にビジネスシーンでは、調整の仕方や依頼文の書き方ひとつで相手が受ける印象が変わり、信頼関係を左右する。社内外の会議で失礼にならない日程調整の作法を、場面別に整理する。

候補日提示の基本マナー

推奨する依頼の仕方
  • 候補を 3 つ以上提示する
  • 相手の都合を先に聞く
  • 「ご都合いかがでしょうか」
  • 時間帯まで明記する
避けたい依頼の仕方
  • 候補を 1 つだけ提示する
  • 「この日でお願いします」
  • 曜日だけで時間帯が不明
  • 返信期限を示さない

上位者・社外への配慮

役職が上の相手や社外の相手に日程調整を依頼する場合、次の点に注意する。

  1. 候補日は相手に先に出してもらう。「ご都合の良い日時をいくつかお教えいただけますでしょうか」が基本形
  2. 自分から出す場合は幅広く。最低 5 候補、できれば 1 週間分の空き時間を提示する
  3. 所要時間と場所を先に伝える。「30 分程度、オンラインでお願いできればと存じます」のように書く
  4. 変更への柔軟性を示す。「上記以外でもご調整可能ですので、お気軽にお申し付けください」と添える

返信期限の設定

返信期限は相手との関係性と緊急度に応じて設定する。

相手推奨期限表現例
社内同僚2 営業日「○日までにご回答ください」
社内上司3 営業日「○日頃までにお知らせいただけますと幸いです」
社外5 営業日「○日までにご返信いただけますと助かります」

リスケ (日程変更) のマナー

やむを得ず日程を変更する場合は、以下の原則を守る。

  • 判明した時点で即座に連絡する (当日キャンセルは最も印象が悪い)
  • 理由を簡潔に伝える (詳細すぎる言い訳は逆効果)
  • 代替候補を同時に提示する (「いつがよろしいですか」だけでは相手に負担をかける)
  • 2 回目のリスケは極力避ける (信頼を大きく損なう)

あわせてドタキャン防止の仕組みづくりも参考になる。

メール・チャットでの依頼文テンプレート

件名: 【日程調整】○○プロジェクト キックオフ MTG

○○様

お忙しいところ恐れ入ります。
○○プロジェクトのキックオフ MTG について、以下の候補日でご都合いかがでしょうか。

① 5/21 (水) 14:00-15:00
② 5/22 (木) 10:00-11:00
③ 5/23 (金) 15:00-16:00

所要時間: 約 60 分 / 形式: オンライン (Teams)

5/19 (月) 中にご返信いただけますと幸いです。
上記以外でもご調整可能ですので、お気軽にお申し付けください。

関連記事

関連用語

シェア

この内容は役に立ちましたか?