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非同期コミュニケーション

読み: ひどうきこみゅにけーしょん

参加者が同時にオンラインである必要がなく、各自の都合の良い時間に情報交換を行う方式です。

非同期コミュニケーションとは、送信者と受信者がリアルタイムに同時接続する必要がない情報伝達方式を指す。メール、チャット (即時返信を求めない運用)、ドキュメント共有、録画メッセージなどが該当する。対義語は同期コミュニケーション (電話、ビデオ会議、対面会話) で、参加者が同じ時間に集まる必要がある。

同期 vs 非同期の使い分け

観点同期 (会議)非同期 (テキスト)
適した内容ブレスト、感情を伴う議論、緊急事項情報共有、進捗報告、レビュー依頼
日程調整の必要性必須 (全員の空き時間を合わせる)不要 (各自の都合で対応)
タイムゾーン対応全員の業務時間が重なる必要あり時差を気にせず対応可能
記録議事録の作成が必要やり取り自体が記録になる

非同期ファーストの文化

GitLab、Automattic (WordPress)、Basecamp などのフルリモート企業は「非同期ファースト」の文化を掲げ、会議を最小限に抑えている。GitLab のハンドブックでは「会議は最後の手段」と明記されており、まずドキュメントやイシューで議論を試み、それでも解決しない場合にのみ同期的な会議を設定する方針を取っている。

非同期コミュニケーションを増やすことで、日程調整の負荷が軽減されるだけでなく、議事録の代わりにスレッドやドキュメントが自然と記録として残る利点もある。ただし、信頼関係の構築や複雑な意思決定には同期的なコミュニケーションが不可欠であり、完全な非同期化は現実的ではない。

現場での使用例

「この件、わざわざ会議設定しなくても非同期で済みませんか? Slack のスレッドで各自コメントもらって、金曜までに方針決めましょう」
「海外チームとの時差が 14 時間あるので、定例会議は月 1 回にして、普段は非同期コミュニケーションで進めましょう」

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