CalDAV

読み: かるだぶ

WebDAV を拡張したカレンダーデータのアクセスプロトコルで、サーバーとクライアント間の同期に使われます。

CalDAV (Calendaring Extensions to WebDAV) とは、ネットワーク越しにカレンダーデータを同期 / 管理するためのプロトコルで、RFC 4791 として標準化されている。WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) を拡張したもので、HTTP/HTTPS 上でカレンダーの作成 / 読み取り / 更新 / 削除 (CRUD) 操作を行える。

CalDAV の仕組み

Client→ HTTP REPORT リクエスト →Server
カレンダーデータを iCalendar 形式で取得
Client→ HTTP PUT (iCalendar) →Server
新しいイベントの作成 / 既存イベントの更新

CalDAV サーバーの例

Google カレンダー、Nextcloud、Radicale などが CalDAV サーバーとして機能する。クライアント側にも、Thunderbird など CalDAV に対応したカレンダーアプリがある。

iCalendar との関係

CalDAV はデータの「転送 / 同期」を担うプロトコルであり、データの「形式」は iCalendar (RFC 5545) に準拠する。つまり、CalDAV サーバーに保存されるイベントデータは .ics 形式であり、CalDAV はそれをネットワーク越しに CRUD 操作するための手段を提供する。カレンダー共有の技術的基盤として、複数デバイス間の同期に使われる。

CalDAV を知っていると何が判断できるか

実務でこの用語が効いてくるのは、カレンダー環境の乗り換えや連携可否を判断する場面だ。「このアプリはうちのカレンダーと同期できるか」という問いは、突き詰めると「双方が CalDAV (または各社の独自 API) に対応しているか」に帰着する。CalDAV 対応のサーバーとクライアントの組み合わせなら、ベンダーをまたいだ同期を標準プロトコルで組める。

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