PickDay

フォーカスタイム

読み: ふぉーかすたいむ

会議や割り込みを排除し、深い集中を要する作業に専念するためにカレンダー上で確保する時間帯です。

フォーカスタイムとは、会議や割り込みを排除し、集中して深い思考や作業に取り組むために確保された時間帯を指す。Cal Newport が著書「Deep Work」(2016 年) で提唱した概念に基づき、知識労働者の生産性を最大化するための実践として広まった。Google カレンダーでは 2021 年に「フォーカスタイム」機能が正式に追加され、設定した時間帯の通知を自動的にミュートし、会議招集を辞退する仕組みが提供されている。

フォーカスタイムの科学的根拠

集中状態 (フロー) に入るまでの時間

  • 中断後にフロー状態に戻るまで平均 23 分 (カリフォルニア大学アーバイン校、Gloria Mark の研究)
  • 1 日の中で深い集中が可能な時間は最大 4 時間程度
  • 30 分未満のフォーカスタイムではフロー状態に到達しにくい
  • 最低 90 分の連続した時間が理想的

Google カレンダーのフォーカスタイム機能

Google カレンダーのフォーカスタイム機能を有効にすると、以下の動作が自動的に行われる。チャットのステータスが「応答不可」に変更される、通知がミュートされる、他者がその時間帯に会議を設定しようとすると警告が表示される。これにより、カレンダー上で「この時間は集中作業中」というシグナルを明示的に発信できる。

日程調整との関係

タイムブロッキングの一形態として、フォーカスタイムをカレンダーに「予定あり」として登録しておくことで、日程調整ツールがその時間帯を候補から自動的に除外する。ノー会議デーが組織レベルの施策であるのに対し、フォーカスタイムは個人レベルで柔軟に設定できる点が特徴だ。

現場での使用例

「毎日 9 時から 11 時はフォーカスタイムに設定してるので、会議はそれ以降でお願いします。午前中に集中して設計作業を進めたいんです」
「Google カレンダーのフォーカスタイム機能、チーム全員で使い始めたら会議の入れ方が自然と午後に集中するようになりました」

関連リンク

関連記事

関連用語

シェア:

この内容は役に立ちましたか?