ノー会議デー

読み: のーかいぎでー

組織全体で会議を入れない日を設定し、集中作業やクリエイティブワークに充てる取り組みです。

ノー会議デーとは、組織やチームが特定の曜日を「会議を入れない日」として設定する制度を指す。会議による作業の中断を防ぎ、まとまった集中作業時間を確保することが目的だ。Shopify は 2023 年に全社的な「会議の大掃除」を実施して定例会議の大半を廃止し、Asana は毎週水曜日を「No Meeting Wednesday」として制度化した。

導入企業の事例

企業施策報告された効果
Shopify全定例会議の削除 + 水曜ノー会議デー会議時間の大幅削減
Asana毎週水曜をノー会議デーに設定まとまった集中作業時間の確保
Meta水曜をノー会議デーに推奨エンジニアの生産性向上
Basecamp社内会議を週 1 回に制限非同期文化の定着

効果的な運用のポイント

ノー会議デーを形骸化させないためには、経営層が率先してルールを守ること、例外を認める基準を明確にすること (顧客対応や緊急事態のみ許可など)、そしてカレンダーシステム上で自動的に会議をブロックする仕組みを導入することが重要だ。

フォーカスタイムとの組み合わせも効果的で、ノー会議デーに加えて他の曜日にも午前中をフォーカスタイムとして保護するなど、段階的に集中作業時間を拡大していくアプローチが推奨される。会議疲れの防止には、個人の努力だけでなく組織的な制度設計が不可欠だ。

曜日選びにも根拠がある

ノー会議デーに水曜が選ばれやすいのは偶然ではない。月曜は週の計画合わせ、金曜は週締めの報告と、週の両端は同期的な調整需要が高い。中日の水曜を空けると「調整の谷間」に集中時間を置け、会議の再配置も比較的容易になる。また、全社一斉でなくチーム単位で曜日を選ばせる設計にも利点があり、他部門との連携が多いチームは相手部門と同じ曜日に合わせるなど、実態に応じた運用ができる。

関連リンク

関連記事

関連用語

シェア

この内容は役に立ちましたか?