タイムブロッキング

読み: たいむぶろっきんぐ

1 日の時間をブロック単位で区切り、各ブロックに特定のタスクや活動を割り当てる時間管理手法です。

タイムブロッキングとは、1 日のスケジュールを時間単位のブロックに分割し、各ブロックに特定のタスクや活動を割り当てる時間管理手法を指す。ジョージタウン大学の Cal Newport 教授が著書「Deep Work」(2016 年) で提唱した概念と密接に関連し、集中力を要する知的作業に連続した時間を確保するための実践的な方法論として広まった。

タイムブロッキングの基本構造

09:00-10:30Deep Work - 新機能の設計
10:30-10:45休憩
10:45-11:30Shallow Work - メール返信・Slack 対応
11:30-12:00会議 - チーム定例
13:00-15:00Deep Work - コーディング

日程調整との関係

タイムブロッキングを実践する人にとって、会議の日程調整は「ブロックされた時間を守る」という観点で重要になる。フォーカスタイムとしてブロックした時間帯に会議を入れられると、集中作業の計画が崩れてしまう。カレンダー上でタイムブロックを「予定あり」として表示することで、他者からの会議招集を防ぐことができる。

Cal Newport は「知識労働者の生産性は、Deep Work に費やせる時間の長さに比例する」と述べている。1 日に 4 時間の連続した Deep Work 時間を確保できれば、それだけで大きな成果を生み出せる。バッファタイムと組み合わせることで、会議による中断を最小限に抑えた 1 日の設計が可能になる。

続かない理由と続けるコツ

タイムブロッキングが三日坊主で終わる典型は、計画を精密に作りすぎることだ。差し込みや遅延で 1 ブロック崩れると計画全体が崩壊し、「自分には向かない」と結論づけてしまう。続けるコツは逆で、ブロックを粗く (半日単位から) 始め、崩れたら翌ブロックで組み直すことを前提にする。Newport 自身も 1 日の中で計画を書き直すことを推奨しており、タイムブロッキングの目的は計画どおりに動くことではなく、「今この時間で何をするか」を常に意図的に選んでいる状態を作ることにある。

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