定例会議

読み: ていれいかいぎ

週次・月次など一定の周期で繰り返し開催される会議の形態です。

定例会議とは、毎週・隔週・毎月など一定の周期で繰り返し開催される会議を指す。チームの情報共有、進捗確認、意思決定の場として多くの組織で運用されている。Harvard Business Review の記事 (Stop the Meeting Madness, 2017) によると、経営幹部は週平均 23 時間近くを会議に費やしており、1960 年代の 10 時間未満から大きく増えている。

定例会議の種類と頻度

種類頻度目的所要時間
デイリースタンドアップ毎日進捗共有・障害の早期発見15 分
チーム定例週 1 回週次の振り返りと計画30〜60 分
部門会議月 1〜2 回部門横断の情報共有60 分
全社会議月 1 回 / 四半期経営方針・全社報告60〜90 分

定例会議の最適化

定例会議は惰性で続けると形骸化しやすい。四半期に一度は「この会議は本当に必要か」を見直し、目的が薄れた会議は廃止または頻度を下げる判断が重要だ。また、アジェンダを事前に共有し、議題がない週はスキップするルールを設けることで、参加者の時間を有効活用できる。

四半期の棚卸し - 上から順に問い、最初に「いいえ」が出た行の処置を実行する
1
この会議の目的はまだ生きているか
いいえ
廃止する。終了条件 (プロジェクト完了時など) を決めずに始めた定例はここで止める
2
毎回アジェンダが埋まるか
いいえ
頻度を下げる。週 1 回なら隔週へ、隔週なら月 1 回へ
3
今週の議題はあるか
いいえ
今回だけスキップする。事前共有のアジェンダが空なら開催しない
4
参加率は維持できているか
いいえ
時間帯の変更ではなく必要性を疑う。1 行目に戻って目的から問い直す

定例だけが持つ性質

定例会議には、単発の会議にはない固有の性質が 2 つある。第一に、一度設定すると廃止の意思決定が誰の担当でもなくなりやすく、必要性が消えた後も惰性で続きやすい。カレンダーの繰り返し設定は「開催し続ける」方向に働きやすいため、終了条件 (プロジェクト完了時・四半期レビュー時) を設定時に決めておくのが有効だ。第二に、毎回の調整コストがゼロである代わりに、欠席・遅刻の心理的ハードルも下がる。参加率が下がり始めた定例は、時間帯の問題ではなく必要性の問題であることが多い。

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